中国外交部は2022年9月29日、日中国交正常化50周年にあたり、習近平国家主席が岸田文雄首相と祝電を交換した、と発表しました。
中国といえば「中国3000年何とか……。」と表記され、食べ物、史跡などの歴史がとても古く、何時かは旅行してみたいと思っていた国の一つです。
しかし、このところ沢山の日本人がいわれもない罪によって拘束される事件が頻発しています。
最近では、中国の国交のために活動していた高齢男性が、令和2年11月に懲役6年の判決が決定しました。このとき、既に留置所生活は3年9か月に達していたそうです。
「その後、刑務所に収監されると初めて家族への電話が許可され、5分ほどでした4年ぶりに話した父には”頑張れ”と励まされ。涙がでました。」
と話していたそうです。
コロナ禍で面会も原則禁止だったことから、一度も面会を求めなかったそうです。
「ひと月に150元(約2,500円)まで買い物ができましたが、それより刑務所では医者の診察は望めないので、健康維持には気を配りました。結果的に96キロあった体重は30キロ減り、痛風は完治。糖尿病予備軍である様々な数値は改善されました。」
とも話されていたそうです。
ここでの生活は1年11か月、居住監視から6年3ヵ月が経過した昨年10月に刑期を終え、出所し帰国したそうです。
収監中は無罪を主張し、日本大使館へ助けを求めたようですが、ほとんど役に立たなかったようです。
このように、罪もなく中国と日本の橋渡しをしていた人でも簡単に拘束してしまう国が、日中国交正常化で習近平国家主席と岸田文雄首相が祝電を交わしたと言われても「???」しかありません。
私は、これまで中国に旅行したいと思っていましたが「絶対に行きません。」に変わりました。残念ですが、怖すぎて行けません。
こうしてブログに上げただけでも、中国の拘束対象者になってしまったのでは、と心配です。
最近では、同じように日本の薬品メーカー中国駐在役員が日本へ帰国する間際に拘束されたそうです。この件につき、今回、釈放され帰国した日本人男性が、懲役10年以上じゃないかとも話していましたが、このような拘束が続くようであるならば、安全のためには中国へは行かないことが一番でしょう。
また、世界各国には中国の外国警察があるようです。日本にもあるという話がありましたので、日本に居ても中国に関わることは避けた方が良いでしょう。
何が日中国交正常化なのでしょうか、甚だ疑問です。
※2023年5月15日、中国江蘇省の中級人民法院は、香港の永住権を持つ米国籍男性(78歳)をスパイ罪で無期懲役にしたそうです。この男性もやはり、米中の友好関係や文化交流の促進に長年従事してきた方、と香港メディアが伝えたそうです。
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