以前からロシアでは、政権批判する人たちが不審死する事件が発生していました。
ウクライナ侵攻後は短期間で、少なくとも13人のエリートの不審死が相次いでいるようです。
さて、そこでドラえもんのひみつ道具の一つを紹介します。
草野球でチームの足を引っ張ってジャイアンに怒られたのび太は、すっかり拗ねてしまいました。野球の練習をしようとドラえもんが誘っても耳を貸しません。しまいには「ジャイアンさえいなかったら」と言い出す始末です。
それを聞いたドラえもんは「ふうん……。じゃ、やってみる?」と、のび太に小さいスイッチを渡しました。それは未来の独裁者が作らせた【どくさいスイッチ】という恐ろしい道具でした。
ドラえもんの【どくさいスイッチ】は、邪魔者をこの世から消し去るスイッチです。ターゲットを示す言葉(名前など)を声に出してから、このスイッチを押すと相手はその瞬間に跡形もなく消えてしまいます。あだ名などのあいまいな言葉でも有効です。複数の人が当てはまる場合は、該当者がまとめて消えます。
のび太が「だれもかれもきえちまえ」と言いながら【どくさいスイッチ】を押したときは、世界中の人がみんなきえ去りました。消えた人は初めからいなかったことになり、人々から忘れ去られます。その存在を覚えているのは、どくさいスイッチを押した人だけになります。
実は「未来の独裁者が作らせた恐ろしいひみつ道具」という触れ込みは真っ赤な嘘で、どくさいスイッチの正体は「独裁的な人を懲らしめたるためのひみつ道具」でした。
人を一度でも消してしまうと、歯止めが利かなくなる。そして自分の周りから人を次々と消していくと、最後には孤独だけが残る。そんな独裁を推し進めた先に待ち受けるバッドエンドに陥らせ、反省させるという策略の道具だったのです。
この「どくさいスイッチ」を使用しているプーチンをバッドエンドに陥らせ、反省させられるでしょうか。
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