2023年6月13日火曜日

長野たてこもり事件

 長野県中野市で4人が殺害された事件の第一通報者となったのは、中野市市議会議長を務めていた父親と深い親交があり、議長の父の後援会長だったそうです。容疑者のことも幼少期から可愛がっていたそうで、第一通報者になってしまったことは大変衝撃を受けたことでしょう。

 容疑者の父は若くして市議会議長も務め、自営の農家も手広く経営し、また教育論者でもあったようです。容疑者も進学校で成績もよく、これと言って悪い噂をされるような人でもなかったようです。しかし、色々な情報が出てきたニュースを読み、また、口コミのコメントを読むにあたり、容疑者はもしかしたら「統合失調症」だったのではと言われています。

私もいくつかのニュース情報から、統合失調症だと確信しました。

 今後、精神鑑定や裁判から「統合失調症など」と診断され、死刑が回避される可能性が高いでしょう。父親は事件後、議員辞職したそうです。今後、容疑者に向き合い、また、亡くなられた方々に容疑者家族として応える覚悟で、即、辞職したと思います。

 家族が日々しっかり関わっていれば、子どもの精神状態も分かり早い段階で、精神科へ受診させるなりでき、事件を未然に防げたはずでしょう。

父親も母親も、家族を犠牲にしてまで、地域のために活躍されていた分、容疑者との関わりも少なく、子どもの精神状態まで把握できなかったと思われます。

 今後、容疑者の家族として被害者やご迷惑をお掛けした地域の方々に対して、何時までも、色々な形で対応していく生活が続き大変だと思います。

 このような事件が起こる度に、容疑者の家族が自殺などと、悲惨な結末に辿り着いてしまうケースがあります。どうか、加害者の家族として、最後まで被害者に対して最後まで責任をもって向き合って頂きたいと思います。

 この事件は、他人事ではすまされません。いつ家族が精神的に病んでしまい、事件を起こすか分かりません。

是非、常日頃から家族との関わりを持ち、お互いの健康状態を把握し合える家族であって欲しいと思います。

まもろうよ こころ|厚生労働省



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