しかし、あくまでも個人金融資産の残高であり、実は日本人には昔からタンス預金(タンスに隠し持っている)の現金があるので、2023兆円どころではないようです。
もちろん、国が新紙幣を発行する目的は、偽装対策が一番であります。しかし、偽造防止紙幣を作り出しても偽物が作られてしまい「イタチごっこ」の連続だそうです。世界各国では、大きい紙幣の発行を停止する流れが進んでいるようです。
日本では高額新2万円紙幣の発行が噂されています。実はこの新2万円紙幣発行の真の狙いは「預金封鎖」か「タンス預金」のあぶり出しのためと言われています。
現に1946年の新円切り替え発表後、金融封鎖や財産税の課税という、事実上の財産没収が強行された事実もあります。そのため、巷では新2万円紙幣の発行が噂されても仕方ないでしょう。また、この噂の根底にあるのは、2022年3月末時点で1,241兆円という過去最高の政府債務があるからです。
1946年の預金封鎖は戦後国籍の発行でハイパーインフレに見舞われたことが原因であるので、当時とは状況が違います。それでも、現在の1,241兆円という莫大な国債をチャラにするには、この手しかないのも事実です。
本当に新紙幣として2万円札が発行されるようなことがあるならば、自身の現金を海外資産にすることも考えないといけないでしょう。
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