今年の夏の暑さで食欲もなく、胃腸も調子が悪いので毎日三食お粥が続いています。もちろん、何年も毎日アルコールを飲んでいたのですが、当然の禁酒中です。
三食お粥で、禁酒を始めた頃は、何となく体調も良くなり日中の眠気もなくなり、禁酒の効果が出始めたと思っていたのですが……
今、3週間ほど、お粥と禁酒が続いているのにも関わらず、毎日、暴飲暴食をしていた頃の体調に戻ってしまい、何か病気があるのかな、と心配になりインターネットで調べたところ、原因が分かりました。
これは「好転反応」といい、禁酒特有の体調が悪くなったり、肌荒れが酷くなったりする反応のようです。この好転反応は身体に溜まっていた毒素や老廃物が排出される過程のことを言うそうです。一時的に体調が悪化したり、皮膚や粘膜に異常が現れたりする現象で、自然治癒力が高まっている証拠でもあり、喜ばしいことだそうです。
また、好転反応は禁酒だけでなく、断食やデトックスなどの体内浄化法を行った時にも起きるようです。分かりやすい例として、マッサージの後にもみ返しが来るのも一種の好転反応だそうです。
私の場合の禁酒は、体内のアルコールが解毒され、正常な状態に戻ろうとする過程で起こる自然治癒力の表れだそうです。
「好転反応」には4つあり
①弛緩反応
身体や緊張や硬直から解放され、リラックスすることで起こる反応のこと。頭痛やだるさ、眠気などの症状が現れます。これは、身体がアルコールの刺激に慣れているために、急に抜けると自律神経のバランスが崩れて起こります。
②過敏反応
身体の血行が急に良くなることによって起こる身体の症状のこと。頭痛や動悸、異常な発汗などの症状が現れます。これは、身体のアルコールの影響で感覚器官や神経系が低下しているために、正常に戻る過程で過剰に反応することで起こります。
③改善反応
血行の悪さが改善され、血液やリンパの流れが良くなることで生じる症状のこと。だるさや吐き気、下痢などが見られます。
④排泄反応
アルコールや毒素など身体に不要なものを体外に排出しようとする作用のことで、尿や便の量や色が変わったり、肌荒れやニキビなどが現れたりするようです。
禁酒される方は、この「好転反応」が1週間から1ヵ月ほど続き、辛いため途中で止めてしまう(飲酒を再開してしまう)方が多いそうです。特に私のように長年の飲酒習慣がある場合や、アルコール依存症の場合は、更に辛い症状が続くこともあるそうです。多分、私も「好転反応」が長期間続き大変だと思いますが、今回は身体のために頑張りたいと思います。
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