幻覚や被害妄想が特徴の精神疾患・統合失調症などの患者たちが、探偵業者に法外な調査料金を支払わされるなど悪い強者にカモにされている問題があるようです。
その背景には、統合失調症の患者たちが警察や弁護士に「集団ストーカー」や「電磁波攻撃」「思考盗聴」などの被害を相談しても対応してもらえず、他の業者を頼るしかない現状があるようです。
そんな中「宗教団体のしつこい勧誘」や「悪臭」「受動喫煙」の被害に遭っているという妄想に囚われた統合失調症の患者たちから相談を受け、医療に繋いだ経験をもつ弁護士が居るそうです。
以前、イソ弁(勤務弁護士)として働いていた時に統合失調症の依頼人(これまで10件以上弁護士事務所に相談したが、何処も依頼を受けてもらえなかった人)の件について、依頼者の家族に伝えたいと思っていたのですが、ボス弁(経営者弁護士)から
「それは依頼者の意向に反する」「ただ話を聞くだけでいい」
と指示され、依頼者の話をただ聞くことしかできず、この対応に対して違和感があったそうです。
以降、独立してからは統合失調症の依頼人に対しては家族などの協力を得て、医療機関に繋げること、悪徳な業者に対しては立件するなど、一般的な法律事務所では対応してくれない弱者である依頼人をサポートして下さっている弁護士です。
本人自身が統合失調症になっていることすら知らないうえ、家族や勤務先などの関係者全ての方も気付かない最悪なケースもあり、大きな問題が発生してしまってから気付くことも多々あるようです。
もしも「盗撮されている」など常識的に考えられないような言動が始まったら、心療内科や精神科の受診をおすすめします。また、お近くの地域包括支援センターに相談するのも良いでしょう。
また、悪徳業者に関わってしまった場合には、統合失調症の依頼人に対しても親身に対応して下さる弁護士事務所に相談することも必要になってくるでしょう。
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