私が教習所へ行ったのは、もう40年以上も前のことになります。
当時は教習所の教官といえば鬼軍曹のような怖い人がいて
「下手すぎ」「全然ダメ」
という言葉はいつも掛けられていたので、最悪なイメージしかありません。
今は少子化が進み、全国的に教習所の経営も大変な時代に突入したようです。今、私たちのときのように鬼軍曹のような教官から滅茶苦茶に叱られるような教習所だったら、当然、教習生は集まらないでしょう。そんな時代背景もあり、殆どの教習所が優しく指導するようになってきたようです。
そんな中、山口県内最大手の教習所では「褒めちぎる教習所」として8年連続で一番人気だそうです。
「褒めちぎる教習所」が始まったのが2018年からで、ほめることで本免許試験の合格率が16年の80.7%から22年には93.3%に上昇したようで「ほめること」の効果があり、何と言っても卒業生の事故率も下がっているようです。
私たちの時代は、鬼軍曹の教官が厳しすぎて途中でやめてしまい自動車免許を取得しない人も結構いたのも事実です。今考えると、私自身もよく我慢し耐え抜き卒業できたな、と感心すらします。
やはり、人を指導するのは難しいと思いますが、連合艦隊司令長官の山本五十六の名言
「やってみせ 言って聞かせ させてみせ 褒めてやらねば 人は動かじ」
これに尽きますね。
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