大量のクリスマスケーキの売れ残りが問題となり、近頃ケーキは注文販売のみとなったようです。
昨年知らずに買いに行ったら、購入することができませんでした。今年こそは注文しよう、とコンビニのカタログを頂き、さぁ、どれにしようかと思い確認しましたが……。
あまりに高額すぎて、注文することを諦めた次第です。
今、景気が低迷し困窮しているご家庭が増えている中、先日もカップラーメンの寄付をさせて頂いたことを考えると、この高額なケーキを貧困家庭が購入することは無理でしょう。
ケーキの購入すら難しいご家庭もいることを考えると、胸が痛みます。
さて、キリストは今から約2000年前に、ユダヤのベツレヘムの馬小屋で、聖母マリアのもとに生を受けました。この生誕をお祝いする日がクリスマス(降誕祭)です。
「クリスマス(降誕祭)」の言葉の通り、本来キリスト教徒はこの日に教会に赴き、聖書を朗読したり、神父(プロテスタントは牧師)様の説教を聞いたり、お祈りを捧げたりする礼拝(カトリックはミサ)に参加することです。
日本にはじめてクリスマスの前身がやってきたのは16世紀頃。イエスズ会のフランシスコ・ザビエルと共に来日した宣教師コスメ・デ・トーレスによって、国内で降誕祭が行われたとされています。
また、クリスマスイベントとして庶民の間に広まったのは明治33年に銀座の明治屋からクリスマス商戦をきっかけに広まったとされています。
現在はクリスマスツリーやサンタクロースなど楽しい雰囲気のクリスマスに購買意欲をそそられ、クリスマスケーキやプレゼントを用意する家庭が増えてきたようです。
今では、小さい子どもがいるご家庭は、プレゼントを用意して、子どもが寝静まった頃に枕元に置くのがお決まりです。また、イブの日には恋人とロマンチックに過ごしたり、また友人と集まりパーティーを開いて陽気に過ごしたりするのでしょう。
「天のお父様、世界中で行われているテロや戦争が無くなり、皆が協力し合って幸せに生きて行ける世界が来ますように。――Amen.」
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