健康な人でも「町から病院がなくなった」と聞くと不安でたまらないでしょう。
歳をとったからか健康で長生きするにはどうすればいいか考えるようになりました。そんな中、医師である和田秀樹さんは「医者が無理やり病気をつくり、本来は治療しなくてもよい人を治療するケースが驚くほど多い。医者にかかることで、かえって寿命が短くなる恐れがある」
と警鐘を鳴らしています。
高齢者になると格段に処方される薬の量が増えますし、無駄な検査も増えてしまうので、医療費を増大させる要因にもなります。
ただ、医者が正常値にこだわらず、
「少しでも数値がその枠から外れると、薬を使って数値を戻そうとする」
という行為をしなければ、医療費が少しは軽減されるでしょう。
日本の医療体制の崩壊を防ぐには、何とかしてこの「正常値信仰主義」を正して、無駄な検査や投薬を防ぐ必要があるのでしょう。
そのために大切なのは、血圧の高い人が薬をやめたらどうなるのか、逆に薬を飲む続けた人はどうなっているのか、をきちんと大規模調査することは必要でしょう。
現在、日本の正常値にはもともとなエビデンスないのも事実です。だからこそ日本国民全体の調査を行うことによって導き出したエビデンスを元に日本の医療のベースとなる治療方法を決めるべきではないでしょうか。
また、その際には「成人の平均値」だけではなく「高齢者の正常値」についても調査してもらいたいものです。
(実際は地域の食生活や習慣によって『高齢者の正常値』というもの自体、調査がとても難しいものだと思われますが……。)
町から病院がなくなったら健康で長生きする高齢者が増え、かつ医療費も下がるのではないでしょうか。現在、日本の闇ナンバーワンと言われている「日本医師会」もあります。
もしかしたら……。
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