北米トヨタの工場労働者の賃金時給が2023年11月にニュースで発表され、時給5,000円超えをしたそうです。
単純に計算して、週休2日で1日9時から5時まで働くと、1ヵ月の労働時間は7時間×22日で154時間になり、154時間×5,000円で770,000円の収入になります。
この770,000円という金額は、私たちが定年までの約40年間働いても到達する月給ではありません。
当然、ドルと円での為替が関係するので一概には言えませんが、アメリカと日本ではこんなにも格差があるのです。
アメリカでは物価が高いことを考えると当然なのかもしれません。日本国内で食べるラーメンが1,000円と考えると、アメリカでは2,000円から3,000円します。もしかしたら給料を二分の一から三分の一と考えると、770,000円が256,000円から385,000円と計算できるため、時給5,000円超えもあまり驚くに値する金額ではない可能性もあるでしょう。
現在、日本では2023年10月からの最低賃金は、43円引き上げられ、全国平均時給が1,004円となりました。これは過去最高の引き上げ額になったそうです。
ちなみにアメリカの賃金を日本の時給に置き換えると1,666円から2,500円になるため、パートやアルバイトの就労者と比較すると厳しいものがあります。
大手の企業で正社員として就労している場合は違いは感じられません。しかしパートやアルバイト、また派遣社員など大部分を占めていると考えられるので、日本人の生活は大変なのでしょう。
比較すると色々な環境を考えていかないとならないため、海外の時給に一喜一憂せず目の前の現実を考え、生活していくことが賢明なのかもしれません。
0 件のコメント:
コメントを投稿