親の願いとすれば、地元で実家通いのできる「公務員」にでもなってくれれば嬉しいです。長らく、地元に根差して住民との距離も近く、やりがいも感じられる就職先こそが地方公務員でした。
今、「公務員人気」に陰りが見え始めているようです。理由として挙げられるのが、行政の効率化やデジタル化が進まず、過重労働を強いられがちな職場を敬遠する傾向もみられるようです。
今後、私たちの暮らしを支える地方公務員が居なくなってしまうことは、問題でしょう。
さて、最近、公務員での生涯賃金のデータが発表されました。そのデータでビックリする結果が出たのです。公務員の初任級の全国平均は
大卒:18万7686円
高卒:15万4142円
で当然の結果が出ていますが、生涯賃金で比較すると何と……
大卒:2億200万4980円
高卒:2億419万2776円
になり、高卒の生涯賃金が上回ることが分かったのです。
この理由として考えられるのは、就職当初は3万円以上の格差がありますが、徐々にこの差がなくなっていくことと、やはり大学4年間分の賃金差は大きいようです。
また、大学進学時の4年間の経費を考えた場合、自宅から通った場合は500万円から県外で私学となった場合は1000万円以上かかるでしょう。それらを踏まえて考えても、高卒公務員のお得感が分かります。
このことから、今「公務員」人気がなくなっているようですが、やはり公務員は生涯安定していると思います。何と言ってもこのデータから考えられることは、高卒で「地方公務員」になることがやはり、いつの世もおすすめのようです。
今「公務員」の人気がないからこそ「公務員」を選択するべきです。一生安泰です。
2024年版 公務員試験 時事のトリセツ 1 人文科学・社会科学 (教養試験対策)(専門試験対策) (公務員試験 時事のトリセツシリーズ)
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