仕事をしていて、従業者に対して教育をする機会がよくあります。今は人手不足のため、以前と違い若い人から年配の人まで様々です。
そんな中、教えたことに対し間違っていた場合、「注意・指摘」を行いますが、必ずと言っていいほど、頑なに自分の非を認めない人がいます。何か責任を問われることが起こっても、誰かのせいにしたり環境のせいにしたりします。自分に非があることを素直に認められないのはどうしてなのか。その心理には幾つかのことが隠されているようです。
①指摘されることが嫌い。
②他人に責任転嫁する。
③防衛本能が強い。
④本当は罪悪感を感じている。
⑤プライドが高い。
などがあるそうです。
自分の誤りを素直に認めることは、誰にとっても簡単ではありません。自分の弱さをさらけ出すことになるからです。出来ない人間だと思われたくないというのは、誰でも持っている感情なので、指摘されたら素直に「すみませんでした。」などと言える人が、大切にされることに気付いて頂けたらと思います。
私の経験上、非を認めない人に限って精神的(内面的)に偏った傾向があるのではないかと思います。今、社員を採用する場合、大手企業はペーパー試験や面接試験などを行い、厳選されたスタッフが採用されていると思います。しかし、中小零細企業は、人手不足なことも多く、来るもの拒まずで「面接=採用」が普通でしょう。そのため、お金をかけてでも採用は慎重に行い、採用してから組織を破壊してしまうような者をフィルタリングすることをおすすめします。
これこそが企業成長に欠かせない基本で、時間が掛かるかもしれませんが、強靭な組織を作る近道だと思います。
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