大橋巨泉といえば、昭和のTHE芸能人です。肩書をあげれば芸能人・放送作家・元政治家・経営者……ときりがなくマルチタレントの先駆けだったようです。
私のイメージは「大橋巨泉のクイズダービー」が印象深いです。また、50歳過ぎにはプチリタイアされ、海外に移住しながら日本で仕事がある時のみ帰国(?)するという
「出稼ぎタレントのパイオニア」
とも呼ばれていました。
さて、大橋巨泉さんがですが過去に週刊現代の今週の遺言で見事な反戦フレーズを紹介したのは有名な話です。
「戦争とは爺さんが始めて、おっさんが命令し、若者たちが死んでゆくもの」
と……。
戦争にぴったりの言葉です。今、ロシアがウクライナに侵攻し3年目に入っています。ロシアのプーチン大統領は大統領選挙後「戦時増税」や「大量の徴兵」を始めると言われていて、侵攻を止める気配は微塵もなさそうです。
今後、どれだけの若者が亡くなっていくかは予想できませんが、これまで過去に行われてきた戦争で亡くなった人をはるかに超える人数になるのではないか、とも言われいます。まさに、大橋巨泉さんが言ったフレーズそのままでしょう。
今毎日、私たちはニュースから簡単に戦場を知ることが出来ます。そのニュース映像において生々しく、恐ろしい印象しかありません。実際は目の前で行われている戦争は、想像をはるかに超えるものなのでしょう。
この意味のない、戦争を始めた爺さんには意味があるのかもしれませんが、この意味のない戦争が終わることを、祈るしかできない私達の力のなさを改めて感じている今日この頃です……。
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