地球外生命体、つまり宇宙人に遭遇したと主張する目撃情報について、米国防総省は1940年代までの大量の事例を遡って調査する全領域異常対策室(AARO)を去年設置していたそうです。今回、その調査結果をまとめ、いずれも実際に地球外生命体と遭遇したことを示す証拠は見つからなかった、と報告したそうです。
また米国が地球外生命体のテクノロジーを分析するリバースエンジニアリングプログラムを秘密裏に設けているという主張も、今回の報告で否定したそうです。
目撃情報についても、いくつか説明のつかないケースもあるものの、ほとんどの場合が捏造、もしくはありふれた説明が可能なものだったそうです。AAROがまとめた63ページに及ぶ報告書によれば、そのほかドローン(無人機)や衛星に関する極秘の政府プログラムを巡る混乱した情報もあり、地球外生命体とは何ら関係なかったそうです。
結局のところ
「あらゆる機密レベルの情報をすべて調査した結果、ほとんどの目撃情報はありきたりの物体や現象、あるいは誤認の結果であると結論づけられた」
と報告書で指摘し、政府の機密プログラムが存在するとの主張は
「何ら証拠がないのに信じ込んでいる集団が流したもので、虚偽情報によくみられる『循環報告』に由来する」
そうです。
私たちが子どもの頃は、TV番組においてたくさんの地球外生命体の番組が特集されていました。今、殆どの局において、このような特別番組を報道されるようなことがなくなりました。
不思議ではありましたが、米国で
『宇宙人目撃情報はほとんどが捏造』
などと報告されてしまえば、子どもの頃の夢を壊されてしまったようで、悲しくもあり残念でもあります。
しかし、日本国内では未だに
「未確認飛行物体が……。」
といった胡散臭い記事をトップであげてくれる『東スポ』があります。その内容は、誤報・ガセネタ・飛ばし記事の多さから「飛ばしの東スポ」とも揶揄されています。
考えてみれば「嘘だろ」や「分かっちゃいるけど止められない」と思わされ、ついつい飛びついてしまう私が居ます。
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