政治資金パーティ収入裏金問題とは、自由民主党5派閥による政治資金パーティをめぐる政治資金報告書への過少申告または不記載を行い、各派閥の所属議員が販売ノルマを超えて集めた分(『裏金(キャッシュバック)』)を組織的に続けてきた問題であります。
元々2022年11月に「しんぶん赤旗」がスクープとして扱い、同月から東京地方検察庁への告発が継続的に提出され、2023年11月に読売新聞やNHKなどが報じたことで裏金問題として表面化しました。そこから連日ニュースとして取り扱われ、派閥解散までに至った問題です。
さて、国会議員による政治資金パーティ収入裏金問題が表面化し、毎日、国会議員が国民から非難を受けている中、他の問題が浮上しました。それは、自民党和歌山県連が主催した党青年局関係の会合後の懇親会で露出度の高い衣装を着た女性ダンサー(ピンク系コンパニオン)が招かれた問題です。その問題を巡り、政府・与党から批判が相次いでいます。
この懇親会は2023年11月に和歌山市内のホテルで同県連主催の「青年局近畿ブロック会議」後に開かれたものだそうです。折しも、国会ではキャッシュアック問題で紛糾していた最中に、開催とは呆れるばかりで、内容も「ダンサーと口移しでチップを渡していた」とか……?
和歌山県民はこのような県議を当選させた責任もあるでしょう。今回参加していた国会議員は役職を辞任し、主催した和歌山県議は自民党を離党したとか、それで禊になるのでしょうか。
今回、誰かがリークした情報だったようですが、国会が紛糾していても開催されたと考えると、例年行われていた行事だったのでしょう。だからこそ、主催者は中止することも考えられなかったのでしょう。
私たち国民は、議員が大変な職責を担いで忙しく頑張ってくれている人だと思い込んでいるのは、もうやめませんか。殆どの議員は、当選したら次の選挙に当選するための選挙活動をしている人ばかりです。
国民のために頑張ってくれている人はごく一部で、頑張ってくれそうな人は落選しているのが現実です。
これからの選挙では、議員になりたい人を選ぶのではなく、議員になって欲しい人を当選させましょう。
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