日本人が一生のうちガンと診断される確率は、2人に1人のため「国民病」とも言われています。以前であれば、ガンは不治の病ともいわれ恐れられていましたが、現在では医学が発達し早期であれば完全に治癒でき社会復帰も可能となってきました。
そんな中、よくガンにならないように「野菜を食べろ」「ストレスを溜めるな」といったことが言われますが、実際ガンの要因の6割は、偶発的な要因による遺伝子の突然変異だそうです。
このことから、私たちが誤解している「野菜を食べろ」「ストレスを溜めるな」といったことは関係なく、残るガンの原因の3割のうちで、大きいものは感染と喫煙だそうです。
日本人のガンの原因の16.6%は感染が占めると推測されています。B型やC型の肝炎ウイルスによる肝ガン、ヒトパピローマウイルス(HPV)による子宮頸がん、ヘリコバクター・ピロリ菌による胃がんなどがその大半を占めているそうです。
このことから野菜不足をガンの原因に挙げている人が良く居ますが、野菜を食べないからと言って、それだけでガンになる人はほとんどいません。ストレスも、ガンの原因になるという科学的根拠は一切ないそうです。
但し、喫煙は要因の15.2%なのでタバコが原因で起こるガンはとても多く、肺がん、食道がん、口腔がん、咽頭がん、胃がんなどがあります。今からでも禁煙すれば肺がんのリスクは下がるとされています。また、お酒も要因の6.2%と少し高く、多量に飲むと肝臓がんを引き起こすリスクがあるそうです。
ガンの死亡原因に野菜は関係ないと言っても、身体の栄養素として必要なので適度に食べることをお勧めします。また、ストレスも関係ないとは言いましたが、やはり極度のストレスは精神を病む原因になりますので、やはりストレスの溜まらない生活をおすすめします。
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