私たちが中学生の頃は、TVを観ればどの放送局でも必ずと言って、歌謡番組があり次の日には学校で番組のことが話題になりました。誰々のレコード(今の名残がCD)を貸して、と言った話題に繋がっていました。そのレコードを聴くのにステレオなる装置があり、当時の値段で約30万円はする代物でした。
しかし、ステレオが購入できない人はラジカセ(ラジオカセット)を使用していました。ラジカセでも性能が良いものでは何十万もする物までありました。
当時は有名な音響メーカーがあり、パイオニア・サンスイなど世界中にマニアがいる音響機器メーカーは日本にはたくさんありました。将来はお金を貯めて、広い部屋をステレオ部屋にしようと夢見た時代でもありました。
当時の日本は白物家電、自動車メーカーと世界に名だたる製造会社があり、世界中の人々から日本製品を求められていた時代でもありました。しかし、時代も変わり現在は、音響メーカーは殆ど撤退・倒産などしていて、今では面影すらありません。
また、白物家電のメーカーさえ家電を作る部門を切り売りし、殆ど家電を作らないメーカーになってしまいました。
現在、日本国内に主たる製造企業があるとすれば、トヨタ自動車くらいしか思い当たりません。今、経産省の強い攻撃によりトヨタ系列の自動車メーカーでは製造停止に追い込まれ、将来的にはトヨタ自動車でさえ海外移転してしまうような動きさえ見せています。
本来、経産省は日本国内の主たる基幹産業である企業を守るべき省庁ですが、守っているようには見受けられません。
このまま行けば、日本国内から主幹産業が無くなるのも時間の問題でしょう。
今の政治家や官僚は日本の企業を守ろうとする気配が見受けられない状況です。一説によると、政治家も官僚もバックに某国の影があると言っている方もいます。
私には分かりませんが、実際に本当なのかもしれません。今後、日本国内から主たる企業の海外移転の動きが出てきた時では、もう遅いでしょう。
私たちが1票を投じた政治家に日本の未来を託す時代は、過ぎ去ったのかもしれません。最後は私たち1人ひとりが政治や経済に敏感になり、いつどのようなことが起ころうとも1人でも対処できる力を蓄えておくべき時代がやって来ているのかもしれません。
私たちは、日々周りに流されていてはダメです。毎日勉強し、日々の変化に対応できるよう心身共に鍛えていきましょう。
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