2024年10月20日日曜日

災害時に強い介護事業所ですか?

 近年、日本国内は頻発する地震、過去稀にみる大型台風(進路が予測不可能な台風)による災害で、地域は麻痺します。また、今に至っても能登地震の復興はあまり進んでいないと言われています。
 そんな中、国は事業継続計画(Business Continuity Resiliency Planning)「BCP」を策定し、運用する流れを行政はじめ企業に進めてきました。
 この考え方は、以前では災害時も企業が営業などの事業を継続する計画でしたが、現在では災害時に安全に営業を停止し、復帰させる計画になってきました。
この流れは現在、台風などが通過する前にJRなどが計画的に運行を停止する考え方が、BCPの流れとなっています。
以前では、JRが運休する等考えられませんでしたが、現在では前もって運休のアナウンスを流しているのもこの流れによるものです。
しかし、結果として利用者からは結果論として
「被害がなかったのに運休しやがって」
とクレームをつける方が居るのも事実です。 

 では、私たち訪問介護事業所が災害時に安全のために営業を停止してしまったら、どうでしょう。
日々、健康が安定していない利用者様に安全確認が出来るまで、営業停止(訪問停止)して大丈夫なのでしょうか?
 残念ながら不可能でしょう。あおぞらでは、緊急災害時は独居の利用者様を優先に緊急品を搭載した車両で訪問し最低限の対応をさせて頂く想定をしています。
発電機から非常食、大型工具などを積み込んでいますので、ほぼ何でも出来る状況です。
この緊急時対応できる介護事業所は、全国を見渡しても当社だけと思います。理由は簡単です。少数精鋭で、それぞれが得意分野を発揮できる対応が取れているからです。
 何時起きるか、何時被害に遭うか分からないものが災害です。ご家族が利用している事業所は何処まで対応してくれるかを確認してみるのも良いかもしれません。
基本的にサービス料は国の定められた料金で運営しているため、何処でも同じで遜色はありませんが、当社のように災害時でも対応できる事業所はお得です。
また、緊急時対応した場合に関しては決められていないので、訪問したからといって請求は出来ないでしょう。
あくまでも利用して下さっている利用者様に対しての、サービスの範疇として考えています。





避難所に行かない防災の教科書                                                                                                                                                                                                                                                   

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