このところ、全国的に高齢者宅での強盗殺人事件が頻発しています。これは、困窮している者が手っ取り早く高額が稼げる「闇バイト」が入り口になっているようです。
また、高齢富裕者住宅の名簿が使用されていることも分かっているようです。この名簿は正規ルートでの売買をされている業者もあるようで、考えただけでも個人情報保護法で守られていると思いきや個人情報の駄々洩れ状態は怖さを感じます。
今回の犯人は、自営業者で
「税金滞納額が数十万あり、納税のために短期間で稼げるアルバイトを探していた」
と自供しているそうです。犯人の同居家族によると
「逮捕はまだ信じられず。性格的に優しい子だった」
と話しているそうです。
普通に考えたら短期間で高額のアルバイト代を稼げる仕事などありません。犯人によるとSNS上では「ホワイト案件」という投稿に騙され応募したようです。
また、匿名性の高いアプリが使用され、身分証など個人情報を指示役に教えてしまったそうです。その後、犯人自身の車で被害者宅へ向かったそうで
「仕返しや家族に危害が加えられると考えると断れなかった」
と話しているそうです。
いつの世も事件はありますが、事件自体は高度化しインターネットが入り口となってきているものもあります。それぞれ知らない者同士が事件に手を染めてしまう時代で、高度化した事件に変化しつつあります。
この高度化した事件には、問題点が3つあると思います。
①貧困者が増える
②個人情報が売買されている
③事件自体が高度化している
上記3点の問題点を考えたなかで、社会が貧困化し真面目に働いている人が報われる社会にすること、個人情報の売買の禁止、匿名性の高いSNSの禁止を法的に止めるしかないでしょう。
正直、匿名性が高いSNSだからこそ犯罪に使われるのです。
今後、ますます真面目な若者が犯罪に加わってしまう事件が増えていくでしょう。
今、最大の課題である少子高齢化が政府として手に付けなければならない問題となっています。
しかし、国内でその間にも貧困者が増え、そのために格差が広がり生活が困窮してしまい犯罪に手を染めてしまう者が増えているのが現状です。
そのことを考えると、日本がまず取り掛かる課題は景気向上のための策を取ることが第一ではないでしょうか。
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