2024年12月9日月曜日

高齢者が考える「幸福感」

 私たちは毎日の生活をはじめ、仕事の苦労やお金の心配は尽きません。また、家族との関係などと山積する話題に頭を痛める毎日でしょう。

 実はその苦労は全て幸せな思い出になる、と言われています。実際のところ人生において大変な思いをした経験が、人生の最も素晴らしい経験へ変化することは私たち自身気付いています。

 特に私たちは結婚をする20代後半から子育て住宅購入、ご主人の昇進、またはお子さんの成長過程で色々な苦難が続きます。

 高齢者がよく苦労の多い時期が「幸福だった」という理由は、この大変な期間を頑張って過ごし、その後夫婦2人きりになったときに振り返ると苦労の多いときが幸福だったと感じる訳です。この若い時の苦労こそが、将来の幸せになるための種まきであって「幸福感」を育てている時期になるのです。

 今は社会が変わり、将来の少子高齢化や働き方改革など出来る限り苦労しないで済む社会に変化してきました。しかし、昔に比べ苦労する量が低減したとはいっても、今の若者にしてみれば苦労の連続でしょう。

 昔は「苦労は買ってでもせよ」と言われていました。今では死語になった言葉かもしれません。それでも、私たちはこの人生での苦労こそが、自身を成長させ「幸福」を掴むチャンスに繋がります。

 将来、

「苦労したから今の幸福があるんだよね」

と振り返りができるように、苦労から逃げず進んで苦労することも必要ではないかと伝えたい、50代後半のオジサンです。

 私は将来の「幸福感」のために、当分は苦労して生活していきますよ……。




Good Luck

あなた次第でこの世界は素晴らしい場所になる

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