2024年12月28日土曜日

SNSの情報に思うこと……

 兵庫県知事選におけるSNSを通じての情報発信は過熱しました。それにより、SNSに対して法律規制の厳格化を呼び掛けるたくさんの政治家が出てきたのも事実です。

 昨今の報道番組は、間違ったことを平気で報道し、国民に誤解を与えるものが増えたように感じている私だからこそ、テレビを観なくなった理由の一つでもあります。

 考えてみれば、戦前から報道機関は戦争のため国民に対し間違った報道をする国の御用機関であり、国の要望に沿った内容を伝えていたことを考えれば、今更のことではないでしょう。

 今、SNSが発達したおかげでたくさんの情報が溢れています。当然、間違ったことを意図的に流す輩が居るのは事実です。

 正しい情報と間違っている情報が混在しているからこそ、私たちはその情報を自己責任において1人ひとりが取捨選択し、情報収集できることこそがSNSの強みです。

これが現在のTVや一般の情報誌からの一方通行な情報のみであったならば、戦時中のように国民を偏見報道で騙してしまうことは簡単でしょう。

 だからこそ、一定程度いる力のある政治家によるSNSを法律で規制することになったならば、怖い社会になってしまうでしょう。

 ただし、このところの「闇バイト」などのツールとして使用されてしまうようなことに対しては、徹底的に法律で守っていくべきだと思います。

今のSNS全てが悪であり法律改正すべきという論調は如何なものかと思います。

 仮にSNS全てが法律で規制され、これまでのように自由に発信できなくなったとすれば、共産国的な独裁国家に移行したとして考えても間違いではないのかもしれません。

(※SNSでも『ディープフェイク』と言った間違った情報が流れることもあるため、何もかもを鵜呑みにしないように気を付けることが大事です。)

総務省

経済産業省のWEBサイト(METI/経済産業省)

サイバー警察局|警察庁Webサイト





フェイクニュース時代の科学リテラシー超入門(ディスカヴァー携書)

ディープフェイクの衝撃 AI技術がもたらす破壊と創造 (PHP新書)

闇バイト 凶悪化する若者のリアル (祥伝社新書 683)

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