2025年8月24日日曜日

昔、先生から言われていた……

  「相手の気持ちを考えなさい」「周りの状況を考えなさい」「相手の嫌がることはやらないで……」

などと言われて育った少年時代です。

 今、テクノロジーの進化で私たちの生活は年々変化し、1日24時間の中でスマホ(携帯端末)と関わる時間がますます増えてきています。

それほど便利でなくてはならない物として位置付けられました。

 さて、私は毎日時間の許す限りジム通いをしています。

運動のメニューはエアロバイクから始まり、いくつかの器具を使用し身体全体の筋肉を鍛えています。しかし、運動器具に関してはそれぞれ1台ずつしかなく、皆が何となく空いたら使用するような状況となっています。混み合っている日は、自身が決めているメニュー全てが出来ない日も当然あります。

 今、運動をされている殆どの方は、イヤホンを着用しスマホ(携帯端末)を持ち込んでいます。そんな状況なので、少ない運動器具を独占し、少し運動しては休憩しスマホを使用し、また運動を始める、といった方を見かけます。

当然、その器具を使用したい人にしてみれば迷惑な話です。運動器具を使用したい方は「ソワソワ」し、使用したいオーラ全開ですが、その器具を占領している人はお構いなしです。

通常であれば器具も長くて10分くらいで使用終了するのが普通ですが、そのような方は30分以上占領していることもあります。その光景を見る度に「あの人、周りの状況分かっているのかな……」などと考えながら傍観している私です。

 また、コロナ禍時は使用後アルコールで拭くことがルールとしてありました。

今ではルールも解除されましたが、名残で殆どの方は使用後アルコールで拭いています。そのような状況の中、皆が拭いているにもかかわらず、何もせず汗で汚れたままにしている方を見かけます。

 私たちは小学生の頃から耳にタコが出来るくらい、先生から言われていた

「相手の気持ちを考えなさい」「周りの状況を考えなさい」「相手の嫌がることはやらないで……」

などは、考えてみれば無茶な話でしょう。

そもそも私たちはエスパーでも何でもないため、相手の気持ちなど分かるよしもなく、また

「1を聞いて10を知りなさい」「1を見て10を知りなさい」

など通用するなど、過去の人でしょう。

 今の時代は自分さえ良ければいいし、相手のことなど考える気持ちなどありません。期待するだけ無駄でしょう。

 今、私たちが生きて行くのに必要なことは、相手より条件が良く、相手より得できる自分ファーストな生き方でしょう。

少しは周りの事を考えられる生き方が良いと思っているのは、私だけでしょうか……。






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