「相手の気持ちを考えなさい」「周りの状況を考えなさい」「相手の嫌がることはやらないで……」
などと言われて育った少年時代です。
今、テクノロジーの進化で私たちの生活は年々変化し、1日24時間の中でスマホ(携帯端末)と関わる時間がますます増えてきています。
それほど便利でなくてはならない物として位置付けられました。
さて、私は毎日時間の許す限りジム通いをしています。
運動のメニューはエアロバイクから始まり、いくつかの器具を使用し身体全体の筋肉を鍛えています。しかし、運動器具に関してはそれぞれ1台ずつしかなく、皆が何となく空いたら使用するような状況となっています。混み合っている日は、自身が決めているメニュー全てが出来ない日も当然あります。
今、運動をされている殆どの方は、イヤホンを着用しスマホ(携帯端末)を持ち込んでいます。そんな状況なので、少ない運動器具を独占し、少し運動しては休憩しスマホを使用し、また運動を始める、といった方を見かけます。
当然、その器具を使用したい人にしてみれば迷惑な話です。運動器具を使用したい方は「ソワソワ」し、使用したいオーラ全開ですが、その器具を占領している人はお構いなしです。
通常であれば器具も長くて10分くらいで使用終了するのが普通ですが、そのような方は30分以上占領していることもあります。その光景を見る度に「あの人、周りの状況分かっているのかな……」などと考えながら傍観している私です。
また、コロナ禍時は使用後アルコールで拭くことがルールとしてありました。
今ではルールも解除されましたが、名残で殆どの方は使用後アルコールで拭いています。そのような状況の中、皆が拭いているにもかかわらず、何もせず汗で汚れたままにしている方を見かけます。
私たちは小学生の頃から耳にタコが出来るくらい、先生から言われていた
「相手の気持ちを考えなさい」「周りの状況を考えなさい」「相手の嫌がることはやらないで……」
などは、考えてみれば無茶な話でしょう。
そもそも私たちはエスパーでも何でもないため、相手の気持ちなど分かるよしもなく、また
「1を聞いて10を知りなさい」「1を見て10を知りなさい」
など通用するなど、過去の人でしょう。
今の時代は自分さえ良ければいいし、相手のことなど考える気持ちなどありません。期待するだけ無駄でしょう。
今、私たちが生きて行くのに必要なことは、相手より条件が良く、相手より得できる自分ファーストな生き方でしょう。
少しは周りの事を考えられる生き方が良いと思っているのは、私だけでしょうか……。
0 件のコメント:
コメントを投稿