2025年9月4日木曜日

他責思考(たせきしこう)

 問題発生時、自身の問題でありながら他人に責任転嫁してくる人をよく見かけます。
そのような人は、間違いなく『他責思考』であります。他責思考の人は責任感が薄く、当事者意識が低い傾向にあるようです。
 〇自分の非を認めない。
 〇指示待ちの人間になりやすい
 〇「~してくれない」が口癖
 〇責任を他人に転嫁する
などが特徴だと言われているそうです。
 他責思考は成長機会を失わせ、人間関係に悪影響を与える可能性があります。
しかし、客観的な視点や環境を変革する意識に繋がる側面もあり、バランスの取れた思考が重要になってきます。 
 現在、この他責思考的な人が増えている中で、人間関係を構築し難い社会になりつつあります。
一般的に社会では、自責思考(じせきしこう)が求められますので、近い人に他責思考の方がいた場合には、自責思考的な考え方に方向性を変えることが必要です。
 ちなみに、自責思考とは全ての問題に対して自分に責任がるのではないか、と考えることです。
例えば、商品の不具合でクレームを受けた場合、
他責思考の人は「顧客の使い方が悪かったのだろう」と相手のせいにするでしょう。
しかし、自責思考の人は「自分の説明不足が原因かもしれない」と考えます。
 ビジネスシーンや日常生活の中で、どちらの方と関わりを持ちたいでしょうか。
また、消費者ニーズから考えても自責思考の人が好感を持たれるでしょう。








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