先日、ラジオ深夜便で村田英雄の特集があり、当時聴かされていた『夫婦春秋』の意味が分かった次第です。
村田英雄は20歳の時に少女浪曲師19歳と結婚したそうです。
その後『日本一の浪曲師』を夢見て妻子を九州において上京し、25歳で『村田英雄』に改名、1967年に『夫婦春秋』を発売しましたがヒットしませんでした。
その後、演歌ブームの1979年に有線放送を通じ大ヒットした曲であり、村田英雄夫婦を綴った詩になっているそうです。
ついて来いとは 言わぬのにだまってあとから ついて来た俺が二〇で お前が十九さげた手鍋の その中にゃ明日のめしさえなかったなァ お前ぐちも涙も こぼさずに貧困おはこと 笑ってたそんな強気の お前がいちどやっと俺らに 陽がさしたあの日のなみだをこぼしたなァ お前……♪
(『夫婦春秋』 作詞:関沢新一 作曲・編曲:市川照介 歌手:村田英雄)
夜中に当時の上司の歌声を思い出したとともに村田英雄の苦労された歴史が、その後報われた歌詞には感動しかなく、当時は訳の分からない演歌だと思っていた詩が、今自身の人生と重ね合わせて考えると感動しかありません。
もう少しすれば私も『夫婦春秋』を歌えるようになるでしょうし、歌ってみたいです。
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