イオンはプライベートブランドの『トップバリュ』の商品60品目を10月1日から値段の引き下げを実施しました。
対象商品は食品から日用品まで幅広く網羅されているそうです。
2025年4月にも『トップバリュ』の商品で75品目の値下げを実施しました。その際、
「今後も日常的に企業努力を継続し、お買い得価格の実現に努めると共に、お客様の暮らしを引き続き全力で応援してまいります」
とアナウンスしています。
さて、昨今の物価高で疲弊している国民には朗報です。しかし、落ち着いて考えてみるとイオンに卸している製造企業は、イオンから強力的な値下げ交渉に至った結果が、これまで実施されている値下げに繋がっていると理解している国民は多いはずです。
その中の私でさえ、メーカーだって大変なのに値下げ販売するために利益を下げてまで、と考えると流石に値下げによる販促アピールは時代錯誤とも思います。
イオンに卸していた製造業社員の家族でさえ、今まで利用していただろうイオングループから、購入先を変えてしまうのではないかと思います。
イオンのようなスーパー系の企業は利益率が1%程と聞きます。
そのような企業環境の中で、安売り合戦は止めるべき時代ではないかと思う私です。
イオンのアナウンスにあった「企業努力」とは……。
努力しているのは製造企業であって、イオンではありません。そのところをよく考えて販売していってほしいです。
イオンで商売が継続できているのは、製造企業はじめたくさんの企業の協力があるから可能になのでしょう。イオンのみが努力しているわけではないことを、考えてほしいと思います。
消費者にしてみれば安いに越したことはありません。それでも、この物価高の日本国内で製造企業・販売企業・購入者の三方が喜んで購入できる価格こそが、今求められている価格ではないでしょうか……。
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