2025年10月16日木曜日

何処に就職するかは難しい……

 私たちの時代では、高卒者でも一部上場の大手企業の工場へ正社員として勤務でき、かつ福利厚生も充実していて生涯賃金も破格です。

私の友人の中には退職金が未だに4,000万円近くあり、65歳から支給される年金は月額30万円近いそうです。

当然ですが、高卒から退職年齢まで就業できたからの金額であります。途中で倒産、解雇、退職などしている場合はこの様にはいかないでしょう。こればかりは運もあるのかもしれません。

 現在は、残念ながら一部上場企業の工場に高卒で入社できるケースはないでしょう。

雇用のあり方として、大手企業の関連会社である人材派遣会社を通じての働き方となるでしょう。そうなると、実際は給与も低く工場で働いている正社員とは雇用形態が違うのが現実です。

 さて、こんな社会状況の中では、高卒自衛官が雇用先としては見直されているようです。

因みに自衛官の生涯賃金は2億円以上と言われています。高卒で正社員として働いた場合の生涯年金は、独立法人労働政策研究・研究機構『ユースフル労働統計 2024』によると、約2億1,000万円といったデータもあるようです。

 つまり、自衛官と民間企業に就職した場合の生涯賃金には、それほど大きな差はありません。

しかし、民間企業では月々の給料から家賃や食費、被服費などを支出するため手元に残る現金が少なくなります。

自衛官の場合、福利厚生が充実しているため手取りが多く、手元に残る現金の多さも魅力的です。

更に長期的な視点で考えると、昇進すれば年収は更に増えるし、倒産する心配がありません。

自衛官には4つのメリットがあると言われています。

 〇高い経済的安定性

 〇衣食住に掛かる費用が抑えされ、貯蓄しやすい。

 〇充実した福利厚生がある。

 〇専門的なスキルや資格の取得が出来る など

 また、仕事的に厳しい訓練や規律がありますが、経済的安定性や充実した福利厚生があるのが特徴です。

 もし、私が学生だったら自衛官を選びます。皆様のお子さんも自衛隊への入隊を検討するのも、1つの選択肢ではないでしょうか。

また、昨今の経済状況を考えると一択でしょう。ちなみに自衛隊は法律上、軍隊ではありません。大事な子どもを戦場に出したくないと考えてしまう気持ちは分かりますが、日本では戦争が出来ない(行わない)法律になっているますので、ご安心下さい。

 今後、法律が改正された場合は分かりませんが……。

(災害の救助応援等で海外に派遣される場合は、現在でもありえることです。)

防衛省・自衛隊

防衛省〔JASDF〕航空自衛隊

海上自衛隊〔JMSDF〕オフィシャルサイト

陸上自衛隊 公式Webサイト:JGSDF(Japanese Ground Self-Defense Force)






知っているようで、知らなかった 自衛隊の今がわかる本

2026JWings 航空自衛隊機カレンダー+ Jwings 2025年11月号

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