お米の消費量は、1962年度をピークに減少傾向だそうです。
ピーク時は年間118.3キロのお米を消費していたそうですが、2022年度には年間50.9キロまで減少し、今回の『令和の米不足』によって益々減少したことは間違いないでしょう。
ちなみに、我が家は3人暮らしで皆大人の一家ですが、年間の消費量は5キロを10袋購入することで、年間の1人あたりの消費量は16.7キロと言ったところです。
お米を毎回食べるわけでもなく、私の夕食は生キャベツの千切りがメインでお腹を満腹にさせているため、お米が入るスペースがお腹にない、という結果でしょう。
正直なところ、お米大好きな私にすればどんぶり山盛りのご飯を漬物と生卵で食べたいところです。しかし、昨今の高額なお米を購入してまで食べる気にはなれません。
当然、コメ農家さんは高値で販売したいところでしょうが、今の社会情勢を鑑みた時に疲弊した国民が安々と購入できません。
やはり全体的なバランスもあり、5キロ4,000円以上するような価格では敬遠され、ますます国民のお米離れは進むでしょう。
また、直近では国産米よりは低価な外国産のお米も販売されています。その事から高価な国産米を購入する理由もありません。
昨今では、今年収穫されたお米を農家から高値で購入した業者からお米が売れないから国に全品買い取れ、と声高々に騒いでいる者も居るとのことです。
やはり経済は需要と供給のバランスから価格を決めるものです。
一時期の米不足から次は儲かるだろう、と考え素人業者が高値で買い取った結果が
「お米が高くて売れない」
という現象が起こるのです。
今回の件で、ますます日本人のコメ離れは増えたでしょう。国・JA・コメ農家が三位一体になった日本のお米の安定供給に舵を切らないと、国民のお米離れは更に進んでいくでしょう。
決して、低価で販売しろとは言っていません。
将来に向けてお米の国である日本人が適正な価格で購入できる。
または安定的に購入できるシステムを開発し、お米が何処にどれだけ滞留しているといったことを情報化することが大切でしょう。
日本で何処にいても安定的に供給できる環境を構築しないと、今回のような米騒動も何時かやってくるでしょう。
令和の米騒動 食糧敗戦はなぜ起きたか? (文春新書 1509)
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