小額投資非課税制度(NISA)の『子どもNISA』が改定され、投資額上限を600万円まで、とする案が浮上しているそうです。また、新制度では子どもが0歳から利用可能となるそうです。
そもそも0歳の生まれたばかりの子どもが600万円も投資できる訳もなく、摩訶不思議な制度と言えるでしょう。
お金があるご家庭は親のお金を子どもNISAに振り分けて分散投資できるようになり、ますますお金持ちのお金が増えていく制度が出来上がってしまっています。
国民のどれ程の0歳児が600万円も投資できるか謎でもあります。
この新制度の子どもNISAとして国会議員が真剣に議論している姿を考えると、ほぼ浮世絵離れしている方たちだろうと感心してしまいます。
結局はお金持ちの大人のお金を子どもの名義で投資する口座であるので、
『大人のお金で投資する子どもNISA』
との名称がしっくりすると思っているのは、私だけではないはずです。
多分、私の周りの0歳児が子どもNISA用口座を作り、投資することはないでしょう。
※元々、子どもの将来の教育費や生活資金を準備する方法として『子どもNISA』の制度が始まりました。また、過去には『ジュニアNISA』という制度もありました。
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