定年前の私が思う職業は、やはり給料は別として例えば飛行機が好きだからパイロットになりたいとか、自動車が好きだから整備士になりたいとか、運転手になりたいとか……。
今現在、医療系の活動を通じドクターと関わる機会が増えました。
その中でドクターの方々と話をすると、そもそもドクターになった理由はお金が稼げるからとか、たまたま家族や親類の方が病気になったことから選択した、という話を聞きます。
結局のところ、ドクターが好きだから選択したという方は居ないようです。
このことから将来的にドクターになった方は、周囲の様々な影響によって選択したケースが殆どでしょう。
今、私が思うことは子ども達には好きな職業に就いて欲しいということです。
将来好きでドクターを選択する子どもは正直居ないと考えられます。
ちなみに、子ども時代から勉強をして高学歴な道を歩み医学部に入学し、医師国家試験に合格しなければドクターになることはできません。また、時代も変わり頑張ったなりの報酬を得られない職業がドクターでもあります。
私が航空機の整備をしていた時によく言われたのが、
『パイロットは年収が良いが就く職業ではない』
と先輩からよく言われていたことを思い出します。
要するに高収入を得るには、日頃の体調管理に日々バージョンアップするシステムの勉強等が大変であること。そして何と言っても500人近い命を預かるプレッシャーが強烈だそうです。
だからパイロットの選択肢は考えられませんでしたが、年を経て考えるとパイロットも良かったな、と今更ながら思うこともあります。
結局のところ報酬云々より、自身の好きなことを選択すべきでしょう。
日本の試験制度は落とすことが目的で、諸外国は合格させることが目的であり、日本では勉強が出来ることが一番大事な要素になります。
だからこそ、ドクターもパイロットも成績の悪い人が就くには、難しい国であることも事実です。
こんな日本だからこそ、ドクターにしてもパイロットにしても試験は受かったが腕が悪いので、任せたくないと思う方が居るのも事実です。
『好きこそものの上手なれ』という言葉があります。
好きな職業に就いて生涯楽しむ人生こそが理想であり、後悔しない生き方ではないでしょうか。
もし日本国内で好きな職業に就いて生涯を楽しむ人生が不可能であれば、外国で挑戦することをお勧めします。
独立行政法人 航空大学校|日本唯一の公立エアライン・パイロット養成機関
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