株式会社JTBは『ゴールデンウィーク(2026年4月25日~5月7日)』に一泊以上の旅行に出かける人の旅行動向見通しをまとめたそうです。
その結果、海外旅行は旅行者数57.2万人(対前年比108.5%)で、平均旅行予定費用は329,000円(対前年比102.2%)、旅行消費額が1,882億円(対前年比110.9%)と発表しました。
全体的に前年対比を超えることを考えれば、生活に余裕のある方も結構居るというデータに対して驚いているところです。
さて、2026年4月23日に行われた参議院外交防衛委員会で、某政党党首が日本人のパスポート保有率の低さに対して問題提起をしていました。
「日本人のパスポート保有率は17.8%と低く、アメリカ48%、韓国45%、ドイツ80%」
と諸外国に比べて、日本人のパスポート保有率の低さを指摘していました。
続けて
「2010年代は20%~25%、2019年は23.8%だったのに対して年々低下し、これは円安、あるいは貧困、あるいは物価高や少子化と色々な問題があると思いますが、これは由々しき問題である」
と質問していました。
これに対して、外務省担当者である局長は
「日本人の保有率がコロナ禍前の水準を回復しておらず、諸外国と比較しても低い水準であり、我々としても改善をしたいと考えています」
と返答していました。
この保有率の低さからか、今後パスポートの申請手数料を7,000円に引き下げる計画もあるほか、今ではオンラインでの申請も出来るようにもなっています。
それにもかかわらず保有率が低いのは、やはり日本国民の大多数において生活が困窮している問題が一番ではないか、と私は思います。
その中で、申請料を7,000円に引き下げたところで保有率が上がるとは思えません。
また、今回の保有率の低さに対しての質問は、何が問題なのか理解に苦しみます。
海外旅行に行くには、相当なお金が掛かります。余裕が出来て海外に行きたいと思えば、パスポートを申請すると思います。海外に行かない方がパスポートを保有する理由も分かりません。そもそもパスポートの保有率など各国の国民性の違いであり、比較することこそ無意味な質問だと思います。
(以前のパスポートは身分証明書としての役割がありましたが、2020年2月4日以降に発行されたパスポートは身分証明書としては扱えないことになっています。理由は住所が記載されなくなったからです。)
因みに、JTBではGWの総旅行者数は2,447万人(対前年比101.9%)で、総旅行消費額が1兆2,876億円(対前年比101.1%)と前年超えの予測を出していることから、日本国民の生活は向上しているのかもしれません……?
残念ですが、私の周りにはGW中も働いている方ばかりであり、誰が旅行に行く余裕があるのだろう、と不思議に思うばかりです。
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