私が以前居た職場で、30代後半でお見合い結婚をした男性が居ました。
この男性は九州地方の出身で、お相手は同郷の方だったそうです。
その為、出身地で大きな披露宴を行いました。また、職場が山梨のため、後日奥さんが山梨にやってきて新婚生活を社宅で開始されましたが……。
後日、奥さんに用事が出来たそうで、一旦出身地へ帰ったそうです。
それからかれこれ20年以上、友人は山梨の社宅で寂しい1人暮らしをしています。
この20年間友人は出身地を行き来し、奥さんと会って話をと思っても会ってもらうことができていないそうです。最終的に弁護士を頼っても進展せず、奥さんは精神的に病んでしまい、会うことすら出来ずに家族からも拒否されているそうです。
当然、私はじめ友人達からは
「結婚詐欺にあったね」
と言われる始末です。そんな友人も人が良いのか、大金をはたいて結婚したにもかかわらず、数日の新婚生活を送っただけで今に至ります。
その友人も定年を迎えようとしています。
しかし、出身は九州地方あっても、家は別の場所にあるため、出身地に帰ることはないでしょう。
世の中には色々な方が居ます。それでもこのようなケースは聞いたことがありません。
きっと、一生一緒に暮らすことはなく、本当の意味で
『結婚詐欺にあった』
と諦めているのかもしれません。
その奥さんは、サラリーマン3号の対象であるため、今後65歳からは国民年金が6万5,000円ほど頂く権利が発生するそうです。
友人はどんな気持ちでいるかは分かりませんが、当然子どももいないため揉めることはないと思います。
しかし、将来友人が亡くなったとしたら当然、一緒に住んでいない奥さんに相続権が発生することになります。
何とも返答が出来ないケースです。以前「別れるべきだ」と散々伝えましたが、奥さんが精神的に病んでいるということから、別れることをやめた節もあります。
友人は本当に優しく良い人であるため、何とか幸せになって欲しいと思いますが、こればかりは他人の私が色々言えることでもありません。
ちなみに、こんな関係であっても、月々仕送りをしているという現実には呆れてモノが言えないのも正直な話です。
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