このところ、教員のなり手が少なく各地の教育委員会では教諭にかかる負担を出来る限り削減させるための取り組みが行われています。また、文科省においては報酬の値上げなど様々な改善をしていますが、効果がなく教諭のなり手増加は進んでいないそうです。
そんな中、神戸市が2026年度から公立中学校の部活動を終了し、地域のスポーツ団体などによるクラブ活動に移行することを決めたそうです。
私はスポーツが好きではなかったため、中・高校時代の部活動に対して批判的でした。何の必要があるのだろう、と何時も思っていた次第です。
これまでの公立中学校の先生方もクラブ活動に対する勤務外の負担が非常に大きく、近年では部活動さえ否定的な学生にとっては、教諭になることへの壁になっていたようです。
そこで今回、神戸市は政令指定都市では全国初となる、運営を担う地域のクラブを2025年1月14日から募集を始めるそうです。生徒は市内のクラブ活動を自由に選べるようになったそうです。
この流れは、今後全国的になり公立中学校の部活動の先生が担っていた負荷は無くなっていくのでしょう。それに伴い、教諭のなり手が少しでも増えていけば良いのですが、教諭のなり手が減少している問題は、多岐に渡ると思われます。
今回のクラブ活動の負担だけではなく、その他のことにも進んでいくことを願わずにはいわれません。
文科省においては、大改革をして頂き、必要のないもの(外部に委託できるもの)は全て廃止していく流れを作って頂きたいと思います。
(外部に委託する関係で、個人情報の取り扱いや責任の所在など様々な問題も出てくるとは思われますが……)
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