30年以上献血バスに同行し感じることは、献血者の減少及び献血者の高齢化です。
それらは、昨今若者人口が減少している中で、若者の献血者が少ないことも原因でしょう。
私たちの高校時代は学内に献血バスが来た場合は、体調不良がない限りは強制的に献血させられていました。
しかし、現在は献血したい学生のみで、過去にあった強制的に献血させるようなことは一切ありません。
このことに対して良いか悪いかは一概に言えませんが、生命を守るという目的があるならば、多少は強制的にさせても良いのではないか、と考えてしまう私です。
(最近の学生は健康志向で献血に対する体重が足りない、ということも多いようです。
200mlなら提供できる、という学生も居るようですが、献血バスは基本的に400ml献血のみのため、中々献血が出来ない場合があるようです。)
さて、採取された血液は、過去であれば大量出血された患者さんに使われていましたが、外科技術も進化し輸血をしない治療方法が一般的になってきました。
この様に治療方法が劇的に進化した昨今であっても、人工的に血液を製造(一部実験では成功)供給するまでには至っていません。
将来は血液を製造し供給まで出来ることを願いますが、現状では予想できません。
今、人口減少は止められません。また、献血して下さる方の高齢化、若者の献血人口の減少は加速度的に進んでいくことでしょう。
医療技術が進めば進むほど、血液の使用量は増加していくことが予想できます。
一般的に入退院を繰り返している方や周りに重篤な病気を抱えた方が居れば、献血に関心を持ち少しでも協力してくれる可能性が高いでしょう。
しかし、健康な方は献血を考える機会が少なく、自身から進んでまで献血をすることは稀かもしれません。
今、献血量が低下していることは事実です。
この6月14日の『世界献血者デー』には、これまで献血をしたことのない方も一度献血の必要性を考える1日であってほしいと願います。
(献血が体質や体調等で協力することが難しい方は、6月14日に『世界献血者デー』というものがあるのだと話題にして頂くだけでも構いません。
1人でも多くの方に、献血のことを話題にして頂くことが大事なのです。)
日本赤十字社と皇室: 博愛か報国か (505) (歴史文化ライブラリー 505)
命をつなぐ、献血と骨髄バンク (岩波ブックレット 1089)
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