2026年6月3日水曜日

久留米大学医療センターが完全閉鎖へ……

 今、全国的に医療機関の赤字による医療法人の倒産や廃業が増加中です。

そんな中、地域医療を支えている病院が相次いで閉鎖・縮小の方針を打ち出している法人もあります。

今回閉鎖の方針を打ち出したのは福岡県久留米市の久留米大学医療センターと北九州市若松区の産業医科大学若松病院です。

 元々、国立久留米病院を引き継いだ久留米大学医療センターは、小児科など15の診療部門があり、地域医療を支えてきたそうです。しかし、久留米大学は医療センターの経営が厳しい状態が続いていることから、2027年度末までに段階的に医療部門を再編・縮小し、久留米大学病院と機能を統合する方針を決めたそうです。

医療センターは入院病棟や外来診療を大学病院に統合し、2027年12月末に完全に閉鎖するそうです。

 また、北九州市若松区の産業医科大学若松病院は、八幡西区の産業医科大学に機能を集約することが発表されました。

元々、地域医療の拠点だった北九州市若松病院を引き継いだ産業医科大学若松病院は、開業以来赤字が続き、閉院を決めたそうです。

産業医科大学によりますと、早ければ2027年5月の集約の完了を目指すそうです。

 そもそも、両病院は赤字だったところに大学病院が引継ぎ、黒字化できず最終的に閉院へと舵を切ることになりました。当初から運営は大変だったようです。

 今回、南アルプス市内でも3つの病院で作る法人が

『地域医療連帯推進法人』

に認定される見通しとなったそうです。

昨今の人口減少、将来の確実にやってくる人口減少は避けられません。

その中で南アルプス市内の『白根徳洲会病院』『宮川病院』『高原病院』の3病院が法人を設立しました。設立した法人は、一般社団法人『やまなしSave』という名前だそうです。

この法人により病院間の連帯強化で経営の効率化などを図り、持続可能な医療提供体制の構築を目指すそうです。

しかし、経営統合ではなく連帯強化が目的であり、それぞれの経営状況を考えれば倒産、閉鎖もありうるでしょう。

(南アルプス市の巨摩共立病院が、今年の春に『回復期リハビリテーション病棟』を閉鎖したばかりです。山梨県内・南アルプス市内でも病院機能の縮小が行われています。)

2040年には第二次ベビーブームの高齢者がピークになり、高齢者の数も加速度的に減少していきます。

その時には今以上に、医療法人の倒産や閉鎖が増加することは予想できます。

当然、介護業界も同じ流れであり、一本足打法での企業が淘汰されることは間違いないでしょう。

山梨県 南アルプス市 -人がつどい 次世代につなぐ 活力あふれるまち-

白根徳洲会病院|山梨県南アルプス市

宮川病院 - 患者さまに親切な対応と安全な医療を提供し、地域に信頼される病院を目指します

高原病院|医療法人社団 高原会







人口減少と地域の再編 地方創生・連携中枢都市圏・コンパクトシティ

未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること (講談社現代新書 2524)

人口減少社会の未来学





0 件のコメント:

コメントを投稿

久留米大学医療センターが完全閉鎖へ……

 今、全国的に医療機関の赤字による医療法人の倒産や廃業が増加中です。 そんな中、地域医療を支えている病院が相次いで閉鎖・縮小の方針を打ち出している法人もあります。 今回閉鎖の方針を打ち出したのは福岡県久留米市の久留米大学医療センターと北九州市若松区の産業医科大学若松病院です。  ...