立秋も過ぎ、秋の気配を感じる今日この頃です。
さて、「もの言えば唇寒し秋の風」と言えば、中学校の頃に学んだような、学んでいないような……
作者は松尾芭蕉で、原型は俳句です。
『物いえへば唇寒し秋の風』
です。
句の背景には
「人の短を言うな、自分の長を誇るな」
という芭蕉自身の戒めが示されている、と言われています。
一般的に「もの言えば唇寒し秋の風」は、余計なことを言うと後味が悪くなり、災いを招きかねないという戒めとして使われ、現代ではことわざ的に使用されるようになった、と言われています。
そもそもが、
「人の悪口(短所など)を言うと、後味の悪い思いをすることから......。それはまるで秋の冷たい風が口から入るように、寒々とした気分になるようなもの」
という戒め的な句です。
『人の口に戸は立てられぬ』
という慣用句もあります。
話をするというならば、良いことを話せば人のためとなり、世のためにもなるでしょう。
また、悪いことを言えば人に憎まれ、世のためにはなりません。
他人の良い所に目を向け、良いことを口に出せる人になれるように努力しよう、と感じた今日この頃です。
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