2026年9月20日日曜日

海その愛

 

 海に抱かれて 男ならば

 たとえ敗れても もえる夢を持とう

 海に抱かれて 男ならば

 たとえ独りでも 星をよみながら

 波の上を 行こう

 ……♪

(『海 その愛』作詞:岩谷時子 作曲:弾厚作 編曲:森田賢一郎 より引用)


 この歌は、私の大好きな『海 その愛』で加山雄三の代表作の1つであり、この歌を聴くと小さな船で太平洋を横断したくなってしまう私です。

 さて、海洋冒険家の堀江謙一さん(88)が2027年春に、ヨットで米サンフランシスコ

港から日本までの単独無寄港太平洋横断に挑戦すると発表されました。

 ちなみに、堀江さん自らが83歳で樹立したヨットによる単独無寄港太平洋横断の世界最高齢記録を塗り替えることとなります。

 私からすれば、いや社会全体で考えると88歳と言えば殆どが認知症を抱え、自身のことさえままならない高齢者ばかりです。

そんな年齢であるのにも関わらず、単独無寄港太平洋横断とは言葉もありません。

これまでの体力づくりや食生活をしっかりされていた賜物なのでしょう。

 堀江さんと言えば、23歳だった1962年に西宮港からサンフランシスコへと小型ヨット『マーメイド号』で94日間かけて横断しました。

当時は日本から自由に海外旅行が出来ない時代であり、パスポートすら所持していない『密航者』としての旅だったのです。堀江さん自身は強制送還も覚悟で旅だったそうです。

しかし、米国では快挙としてたたえました。そして滞在も認められ、サンフランシスコ市長からは名誉市民として歓迎された逸話を持っています。

 ちなみにこの件で日本国内では一報が入った当初は、

「不法出国」「人命軽視」

といった批判的な見方がありました。米国で賞賛されていることが伝わると、一転日本国内では英雄視されたのです。

 また、その年に航海記録をまとめ出版された『太平洋ひとりぼっち』はベストセラーになり、ヨット愛好家であった故石原裕次郎の主演した映画も上映されました。

 来年2027年の単独無寄港太平洋横断は、最後の航海となるでしょう。

是非とも無事に帰港できることを願っている私です。









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